一片の新聞記事から

2001年9月12日、日経夕刊生活家庭欄に「車の共同利用」という小さな記事が掲載されました。

ドイツでのカーシェアリングの普及を紹介するものでした。当時私はレンタル業が労働集約的なビジネスになっている状況に危機感を持ち「無人でレンタルができるようにならないか?」と漠然と夢のようなことを考えていました。

 

カーシェアリングには「無人で車のやり取りをする」という面があり、私の思っていたこと

とピッタリでした。早速カーシェアリングを実際に運営している会社・団体に連絡して、反応のあったスイスとデンマークの会社に2002年1月に訪問しました。

 

帰国後日本では「はたらくくるまのカーシェアリング/モビ・システム」(工事用車両専門のカーシェアリング)の事業化を目指しましたが、そこから先は茨の道でした。法体系もまだまだ整備されておらず、乗用車と違い工事用車両のカーシェアリング特有の様々な技術的問題・法的問題もありました。

 

時代の流れもあり課題を乗り越え、ようやく最近では軌道に乗り、2018年9月期にはステーション数84ヶ所、年間出庫台数延15,751台、売上4.57億円まで伸びてきました。さらに現在はこのシステムを進化させ車両以外のものも無人レンタルする「ココアール」というシステムも実験的に運営する所まで来ています。

 

今まで進めてきた中でこの「モビ・システム」は当社にピッタリなシステムだとつくづく思っています。

①モノマネではなく独自でビジネスを創造する力が必要であること。

②現場のニーズに応じて独力で改良改造のできる技術力があること。

③何より現場の第一線のメンバー対応力が求められること

 

今後もこの「モビ・システム」を磨き無人レンタルの実用化を追求する中で当社自身も成長していきたいと考えています。

前のページへ戻る