【未来の担い手を育む】南港北中学校の職場体験学習をR&D国際交流センターにて実施

~建設機械業界の理解促進と「ものづくり」を通じた創造性・協働性の育成に貢献~

ニシオホールディングス株式会社傘下の西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西尾公志)は、2025年9月11日(木)から12日(金)の2日間、R&D 国際交流センターにて、南港北中学校の生徒を対象とした職場体験プログラムを実施しました。本プログラムは、建設機械業界および当社事業への理解を深めるとともに、生徒たちのキャリア選択の視野を広げることを目標に企画されました。

■ プログラムの概要と教育的成果

この2日間の体験は、大別して「会社理解と実践体験」と「技術開発体験」の2つのテーマで構成され、参加した中学生の皆さんには実践的な活動に取り組んでいただきました。

【1日目:会社理解と実践体験】

業界・事業の理解

 建設機械レンタル業界の概要や当社の事業内容、社会的な役割についての説明を行い、業界の意義を理解いただきました。特に木造モジュール事業や、大阪・関西万博での実績も紹介しました。

 

実践的な「ものづくり」体験

咲洲モリーナなどの施設見学後、2〜3人掛けの木製ベンチの製作に挑戦していただきました。グループで協力しながら、機械を用いた木のやすり掛けや木材の組立を体験し、ものづくりの基礎技能と協働性を養ってもらいました。完成したベンチは実習の成果として中学校にてご使用いただいております。

 

創造性の発揮

11月に開催する「新しい建機展」の企画をテーマにしたワークショップを実施。建機展の現状説明を行ったのち、グループワークでアイデアを創出し、発表していただきました。

【2日目:技術開発体験】

最先端技術の現場体験

技術開発部での研修では、大阪技術課と開発課の業務を体験。

・大阪技術課では、照明機器や重機用安全装置の操作体験、各種建設ロボット(清掃ロボット、追従ロボット、除雪ドローンなど)の操作体験を通じて、技術への関心を高めていただきました。

・開発課では、3D-CADや3Dプリンターの操作体験も実施し、商品開発のプロセスと技術者の仕事内容の理解を深めてもらいました。

当社は、実践的な体験学習を通じて生徒の「創造性」と「協働性」を育み、技術や社会貢献への関心を深めることが、未来の社会を担う人材育成に不可欠であると考えております。

西尾レントオールは、今後も地域社会および教育機関と連携し、生徒の皆様が将来の進路を考える上で役立つ質の高い体験機会を提供し続けてまいります。