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「MIDORIオフィス」実証実験の実施について(BCP対策の実験を行うため、西尾レントオール株式会社の本社機能を屋外の緑地に一時移転します。)

 西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西尾公志)は、都市再開発における「BCP対策」と「賑わい創出」の両立を目的とする実証実験「MIDORIオフィス」を実施します。期間は2020年10月5日から10月16日までの12日間で、本社機能を大阪市北区の「『みどり』のリビングラボうめきた外庭SQUARE」(屋外)に一時的に移転します。

 

 今回の実証実験の目的は、建設現場でレンタルしてきた仮設通信環境が、オフィスビルの「BCP対策」でも活用できないか検証することにあります。

 例えば、自然災害や緊急事態が生じた際、オフィスビルで働く人達が周辺の公園・緑地エリアででも、通常のレベルの業務を行えるように備えておけば「BCP対策」として非常に有効です。

 しかし、屋外でのWi-Fi環境は通常、セキュリティーの確実性に問題があり、また一時的に多くの人がインターネットを集中して使おうとすると通信速度の問題が発生します。

 西尾レントオールは、数多くの建設現場で仮設による安定したWi-Fi環境を設置した経験をもっており、この実験ではその技術を活用して、非常時も企業の通常業務に耐えうる安定した仮設通信環境をご提供します。

 更に期間中は、これらの仮設通信環境の実用性を検証するだけでなく、リストバンド型活動量計「ライフレコーダ」などICTを活用した計測機器を使い、屋外でのオフィスワークが働く人達にどのような影響を与えるかなど、今後の都市再開発に資するデータ収集を進めます。

 また「賑わい創出」の取り組みとして、国内外のデザイン性に優れたアウトドアオフィス家具、ビジネスユースにも対応できるグランピング機材を配置した、みどりとマッチする未来型アウトドアオフィス空間を実証します。

 

■実証実験「MIDORIオフィス」の概要

(1)「BCP対策」プログラム

西尾レントオール株式会社の本社機能を屋外に移転し

・有事の際、仮設の通信環境の下で普段通りの「業務」をおこなえるのか。

・屋外でのオフィスワークが働く人にどのような影響を与えるのか。

・「風対策」のために何ができるのか。

をはじめとした各種データや問題点を、実証実験を通じて抽出・取得することを目的としています。

 

(2)「賑わい創出」プログラム

・大阪のスタートアップ企業と西尾レントオール株式会社のコラボレーション。

・関西大学社会学部とのコラボレーションによる屋外ゼミの開催。

・西尾レントオール株式会社の2021年度入社内定者(関西地区)の研修の実施。

・近隣の皆様にもご参加いただける開放感のある交流プログラムの開催。

 

 

■日程・場所

日 程:2020年10月5日(月)~同年10月16日(金)

場 所:「『みどり』のリビングラボうめきた外庭SQUARE」

     大阪市北区中津5丁目2番1号および1番4号

JRをご利用の方
JR「大阪駅」より徒歩約7分
 
阪急電車をご利用の方
阪急「大阪梅田駅」より徒歩約9分

阪神電車をご利用の方
阪神「大阪梅田駅」より徒歩約13分

Osaka Metroをご利用の方
Osaka Metro御堂筋線「梅田駅」より徒歩約9分
Osaka Metro四つ橋線「西梅田駅」より徒歩約13分
Osaka Metro谷町線「東梅田駅」より徒歩約17分

 

 

 

 

 

 






その他:

・感染症対策を入念におこない、対象エリアに同時に立ち入る人数を145名までの制限として取り組みます。

・騒音、ゴミ、路上駐車など厳重に注意して取り組みます。

 

※「MIDORI オフィス」を実施する西尾レントオール株式会社は、「うめきた外庭SQUARE」に協賛しています。

「うめきた外庭SQUARE」は、「みどり」とテクノロジーを融合し、「MIDORI LIFE」を創造するみどりのリビングラボとして、都市再生機構(UR)がパートナー事業者と運営する実証実験空間です。


「MIDORIオフィス特設ページ」
https://midori-office.jp/

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