(左:西尾公志 西尾レントオール株式会社 代表取締役社長/右:河野俊嗣 宮崎県知事)
◆協定に関するコメント◆
■河野 俊嗣 宮崎知事
今回、西尾レントオール様と包括連携協定を結べたこと、大変嬉しく思っております。協定書にも記載をしておりますが、防災の連携にはじまり、林業振興や物産振興など、幅広い形での連携ができることを大変ありがたく感じております。
本県は、昨年700億円規模の大きな台風被害が発生し、今後も南海トラフ地震等の危機に直面している都府県として防災力を高めること、関係機関と連携を強めることは極めて重要な課題であると考えております。
本庁の建物も90年経過しておりますが、向かいに防災庁舎なども構え整備を施すなど、防災に力を入れていこうという想いで進めているところです。
まずは防災面でのご協力ならびに、スギの生産量が32年間日本一である本県にとっても大事な林業振興を図るために、ノウハウやネットワーク、様々な技術が今後必要になってまいります。西尾レントオール様は、大阪・関西万博でも木材を利用した木造建築・木造モジュールを活用されるとお伺いしており、本県としても色々な形で役割を果たしていければと思っております。そのような想いで、今回こういうご縁ができたことを心強く、そして改めて感謝を申し上げます。
■西尾 公志 西尾レントオール株式会社 代表取締役社長
本日は、宮崎県様と包括連携協定を締結させていただき、身の引き締まる思いです。
私たち西尾レントオールは建設・イベント資材のレンタルを行っている会社ですが、単にモノを貸すだけでなく、仮設で様々な設備を立て、それらの運用も手掛けており、その力を活用して、災害対策措置や町のにぎわいづくりなどの事業を進めてまいりました。そうした現実の問題を具体的に解決するところをご評価いただいて、これまで様々な自治体様とも協定を結んでおりますが、今回のように都道府県レベルという大きな範囲での協定締結は初めてでございます。特に防災・災害、林業振興、町のにぎわい作りに注力し、現実的なご提案をしていきたいと考えております。この協定締結までにサポートいただいた県庁の皆様をはじめ、多くの方とお話させていただきましたが、郷里を離れていてもふるさとに愛着を持つ方が非常に多いと感じており、そうした方との出会いが結びついた結果としてこのような協定締結式を迎えられたと思っております。熱い想いを持っている方々お一人おひとりと話し合いながら、県民の皆様のお役に立てるよう地に足のついた動きをしていきたいと思います。我々もまだまだ勉強するところばかりではございますが、ぜひご指導のほどよろしくお願いいたします。