東京機械製作所と「自律走行清掃ロボット」を共同開発します

2023.10.19

お知らせ

 この度、西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西尾公志)は新聞輪転印刷機分野で国内最大手の機械メーカーである株式会社東京機械製作所(本社:東京都港区 代表:都並清史、以下「TKS」)と提携し、「自律走行清掃ロボット」の共同開発を進めています。
 現在、開発を進めております業務用の「自律走行清掃ロボット」は、建築現場に多く散在するコンクリート片・ネジ・粉塵・釘・木片などを清掃し、集積したゴミの廃棄も簡易に行うことができます。また、清掃範囲も容易に設定することが可能です。これまでTKSグループは、新聞印刷工場において巻取紙を搬送する無人搬送車(AGV)を多数、納入してきました。この度もAGVを開発・製作するファクトリー・オートメーション事業(FA事業)で培った技術を活かし、安定した自律走行を実現します。西尾レントオールは建設機械分野における開発技術の提供と、全国の建築現場・展示会・イベントなど幅広い分野に向けた専門機材のレンタルサービス展開を通し、TKSと協働で現場のニーズに沿った清掃作業の「即戦力」ロボットの提供を図ります。
 「自律走行清掃ロボット」は2024年9月開催予定の『国際物流総合展2024』にてお披露目、また2025年4月開催予定の『日本国際博覧会(大阪・関西万博)』への投入を目指しています。建設業界では、高齢化や労働人口の減少に伴う人材不足による長時間労働の是正などが社会課題とされており、西尾レントオールは働き方改革関連法の適用が2024年4月に迫る、いわゆる「建設業界の2024年問題」に対する解決策として、清掃作業における省人化による労働時間削減へ貢献すると共に、今後も独自開発技術を駆使した建設DXを推進し、ソリューションを提供して参ります。

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