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東京機械製作所との共同開発「自律走行清掃ロボット」 のプロトタイプが完成しました
東京機械製作所との共同開発「自律走行清掃ロボット」 のプロトタイプが完成しました
2024.03.25
お知らせ
ニシオホールディングス傘下の西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西尾公志)はこのたび、
株式会社東京機械製作所
(本社:東京都港区 代表:都並清史、以下「TKS」)と提携し、共同開発を進めてきた「自律走行清掃ロボット」のプロトタイプが完成しましたのでお知らせします。
本自律走行清掃ロボットは、主に建築現場などにおいて散在する粉塵・砂利・コンクリート片・木片・ネジ・釘などを集塵し、500mlのペットボトル大の大きさのものにも対応可能です。ゴミの最大収集量は約40リットルで、集積したゴミの廃棄も簡易に行うことができる仕様です。
また、手元のタブレット端末から清掃範囲を容易に設定することも可能で、最適な走行コースを自動設定することで、簡易な操作性を実現します。一度の充電で約5時間の継続走行ができ、3段階の走行速度が選択可能です。
TKSグループは、屋外・雨天・悪路の走行が可能な全天候型の無人搬送車(AGV)などを開発・製作するFA事業に進出しており、この「自律走行清掃ロボット」においても、FA事業で培った技術を駆使し、より安定した自律走行を実行します。
西尾レントオールは今後、全国の建築現場・展示会・イベントなど幅広い分野に向けて、TKSと協働し、専門機材のレンタルサービスを展開する予定です。
高齢化や労働人口の減少に伴う人材不足による長時間労働の是正などの課題は建築現場だけではなく、あらゆる生産現場の共通の課題とされています。働き方改革関連法の適用が2024年4月に迫る、いわゆる「2024年問題」に対する解決策として、「自律走行清掃ロボット」は人手に頼らない清掃作業および省人化による労働時間削減に効果を発揮します。
■今後の展開について
「自律走行清掃ロボット」は、製品化に向け軽量化・操作性の向上を進め、本年9月開催予定の『国際物流総合展2024』にてお披露目、また2025年4月開催予定の『日本国際博覧会(大阪・関西万博)』への投入を目指しております。西尾レントオールは建設機械分野における開発技術の提供と、全国の建築現場・展示会・イベントなど幅広い分野に向けた専門機材のレンタルサービス展開を通し、人材不足等の社会課題へのソリューションを提供して参ります。
「自律走行清掃ロボット:プロトタイプ」
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