2011.03.08
弊社では、従来からの建設現場における重機の安全対策向けに様々なセンサーを活用した警報装置を開発、商品化してまいりましたが、この度、その中の一つ「クラムシェルセンサー」(旋回規制)の発想と機器類を応用して油圧ショベル(バックホウ)による架空線との接触を防ぐための警報装置を開発いたしました。 (弊社、通信機器営業部にて開発)
これは、バックホウでの作業中に旋回などの際、ブームを立てることで、上空に架かっている電線や看板、ひさしなどの構造物に衝突あるいは接触するような事故が跡を絶たないことから、その対策の一つとして開発したものです。
(弊社でも、他の方法による対策商品も開発しています)
今回の商品は、ブームが危険な状態になる前(角度)にセンサーでそれを検出し、オペレータにこれを警報する装置で、センサー部と警報装置からなり、いずれも既存のバックホウに短時間にセッティングできるものです。
すでに、現場への供給実績もあり、その簡便さと確実性に評価をいただいています。
今後、順次各地の営業所を通じてお客様にご案内していく予定です。