電動タイヤローラ導入の意義建設業界では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みが加速しています。特に建設機械からのCO2排出量削減は業界の重要課題となっており、当社はこのニーズに応えるべく、従来のディーゼルエンジン式に代わる電動タイヤローラの開発・導入を進めてきました。
今回レンタル提供を開始した電動タイヤローラは、以下の特長を有しています:
・CO2排出削減効果 - 従来型と比較して作業中のCO2排出量を100%削減
・騒音低減 - エンジン音が大幅に軽減され、住宅密集地や夜間工事での使用に最適
・振動軽減 - 作業者の快適性向上と周辺環境への影響を最小化
・メンテナンスコスト削減 - エンジン関連部品の点検・交換が不要
参考URL
https://www.nishio-rent.co.jp/news/?m=Detail&id=461現場の概要と導入の効果お客様:株式会社NIPPO
施主:株式会社IHI・野村不動産株式会社
元請:五洋建設株式会社
現場名:「Landport横浜杉田」(神奈川県横浜市金沢区)
工事内容:外構工事
初出庫となった当該現場は住宅地に近接しており、環境配慮型機械の導入が求められていました。この機種をご活用いただくことにより、住民の方々への騒音影響を最小限に抑えながら、高品質な施工を実現するサポートを進めます。
今後の展開当社は2025年度内に電動タイヤローラを7台まで拡充し、全国の建設現場へのレンタル提供を広げる計画です。また、ローラに限らず、バックホウやダンプトラックなど他の建設機械の電動化にも積極的に取り組み、建設業界のカーボンニュートラル実現に貢献してまいります。