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西尾レントオールは環境省主催の高規格幹線道路における 電動建機を用いた試行作業へ機材協力いたしました ~独自改造タイヤローラーおよび電動ハンドガイドローラーを提供し、建設現場の脱炭素化を推進~

2025.12.23

お知らせ

ニシオホールディングス株式会社傘下の西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西尾公志)は、環境省が2025年11月14日から11月28日にかけて実施した「高規格幹線道路の工事現場における電動建機を用いた試行作業」において、当社の保有する電動建機および独自改造建機を提供・協力いたしましたのでお知らせいたします。
左:タイヤローラー「TZ701ニシオ改」/右:電動ハンドガイドローラー「HV620evo」
本試行作業は、建設現場における電動建機の普及促進と脱炭素化(GX:グリーントランスフォーメーション)を目的として、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の工事現場にて実施されました。

■ 機材提供の背景と概要

環境省では、建設機械の電動化普及に向けたモデルケースの構築に取り組んでいます。今回、高規格幹線道路という大規模なインフラ工事現場において、実稼働環境下での性能や運用性を確認するため、当社は以下の2機種を提供いたしました。

特にタイヤローラーにおいては、当社技術部門による独自の改造を施したモデル(ニシオ改)を投入し、現場のニーズに即した建機運用の実証に貢献いたしました。また、今回の試行における給電にはHVO(水素化処理植物油)燃料を用いた発電機が使用されており、運用全体でのCO2排出削減が図られています。

■ 当社提供機材

1. タイヤローラー「TZ701ニシオ改」(西尾レントオール・新トモエ電機工業株式会社製/ベース機:酒井重工業製)
現場の安全性と作業効率を向上させるため、当社にて独自の仕様変更・改造を施したモデルです。
2. 電動ハンドガイドローラー「HV620evo」(酒井重工業株式会社製)
排気ガスゼロ、低騒音を実現したバッテリー駆動式ローラーです。トンネル内や住宅密集地など、環境配慮が求められる現場での活用が期待されています。

■ 試行作業の概要

実施期間:2025年11月14日(金)~11月28日(金)
実施場所:首都圏中央連絡自動車道(一般国道468号)千葉県成田市川上~香取郡多古町 間
作業内容:路盤準備工、下層路盤工など
主催:環境省
施工・協力:大成建設株式会社、大成ロテック株式会社、酒井重工業株式会社、三笠産業株式会社、西尾レントオール株式会社 他
関連リンク(環境省):https://www.env.go.jp/press/press_01655.html

■ 今後の展望

西尾レントオールは、建設業界のカーボンニュートラル実現に向け、電動建機のレンタルラインナップ拡充および、現場の課題解決に資する機材開発・改造を積極的に推進してまいります。今後も官公庁やメーカー、施工会社と連携し、持続可能な社会基盤整備に貢献してまいります。

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